Coup de Vent

サッカー、競馬、アニメ、音楽、その他日々の生活で感じたことなどについて、好き勝手に放言しているブログです

仮面ライダー555

仮面ライダー感想文のコーナーです(続きがあるかどうかは未定)。

今日紹介するのは、2003~2004年に放送された『仮面ライダー555』。

主人公の乾巧が変身する仮面ライダー555とオルフェノクの戦いを描いたドラマである(終盤は人間VSオルフェノクの戦いになるが)。

全てに於いてスタイリッシュでカッコいい作品であるね。
ISSAが歌う主題歌やOP映像、挿入歌、ロゴ、スマートブレイン社のロゴ、ライダーやオルフェノクのデザイン、ラッキークローバーの存在、どれをとっても仮面ライダー史上最高にクールだと思う。
必殺技でオルフェノクを倒す直前に現れる円錐、倒した後に現れる記号(ファイズならφ)もカッコいいし、オルフェノクによって殺された人間が灰化する設定は素晴らしいと思った(ちなみに、オルフェノクは青い炎を纏いながら灰化する)。

悪い点としては、まあこれは仮面ライダー全般に言えることだけど、終盤にダレる点が挙げられる(そもそも1年間放送することに無理がある)。
序盤~中盤くらいまでは面白かったけど、中盤~終盤にかけてはかなりご都合主義になっていたし、設定やストーリー自体がガバガバで変な方向に向かってしまった印象。
中盤までは強敵として君臨していた“上の上”のオルフェノクであるはずのラッキークローバーも、終盤では普通の駒扱いになっており、何というか“ラッキークローバー”としてのブランドっていうか威厳がなくなった感がある。

また、設定の矛盾点も挙げられる。
そもそも、確かスマートブレイン社はベルトの現在地を知ることができたはずであり、「それなら啓太郎のクリーニング店に大量のオルフェノクを送り込んで襲撃すれば早いんじゃないか?」という疑問が浮かぶ。
終盤、やたら敵とのエンカウント率が高くなったことに違和感を覚えたが、それは当たり前なのである。

キャラクターについてだが、まず触れなければいけないのがラッキークローバーだろう。
Mr.ジェイ、琢磨くん、冴子さん、北崎くん、澤田くん、みんないいキャラしてるわ。
ジェイは何もしてなくても存在感があったね(あと、チャコがかわいい)。
琢磨くんのヘタレな性格と、冴子さんの妖しい色気は作品を通していい味を出してたね。
北崎くんは雰囲気が凄かったね。
まあ、そんな難しい演技はしてなかったと思うけど、放送当時14歳の役者とは思えないくらい大人びた演技だった。
本来、北崎くんが変身するドラゴンオルフェノクは木村沙耶の予定だったらしいけど、結果的に北崎で良かったと思う。
澤田くんも雰囲気が良かったね。
演技はそんなに上手くなかったと思うけど、ヴィジュアルとか、折り紙に着火して燃え尽きるまでに人間を皆殺しにする設定が良かったと思う。
『澤田亜希』という名前が示すように、当初は女性という設定だったみたいだけど、北崎と同じで、結果的に男で良かったと思う。

あとはスマートレディ。
ぶっ飛んだキャラで、結局何者か解らないまま終わったけど、いい味出してたね。
1回黒い衣装着てたときがあったけど、あのときの衣装が良かったね(腋見せもポイント高い)。
当初はラッキークローバーを嫌っていたけど、その後は何故か普通に接するようになってたね。

ぶっ飛んだキャラと言えば海堂もそうだったね。
ただ、あまりにもぶっ飛びすぎて浮いてた感はあったけども。

主人公サイドでは、ヘタレ常識人の三原くん。
何かと「家に帰りたい」と言ったり、友人が死んでも「バイトがあるから帰ってもいいかな?」とほざいたり、足を怪我したと嘘をついて戦線離脱したりと、ヒーローにあるまじき言動のオンパレード。
おまけに最強のデルタギアを装備しているにも関わらず、クソ弱い。

草加についてはまあ、ボクが触れる必要はないだろう。
仮面ライダー史上最高のクズとしてライダー史に名を刻んでいるね。
ただ、巧と仲違いしてる割には戦闘中のコンビネーションが抜群なんだよね。

そして木場。
ファイズを見かけるたびに「あいつ!」とか「ファイズ~!」とか怒り狂って襲撃するのがクソ面白かった。

忘れちゃいけないのがオートバジン。
まさにファイズの忠犬。
当初はドジな面も見せてたけど、徐々に学習して何度もファイズの危機を救った(しかし巧から全く感謝されない不遇のキャラ)。

ただ、個人的に一番好きなのは、20話で登場した、急な下り坂を自転車で運転中、事故に遭った青年。
事故の瞬間は声だけで映されず、そもそもストーリーに全く関係ないあたりが最高であるね。

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