Coup de Vent

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仮面ライダー龍騎について

仮面ライダー感想文のコーナーです。

今日紹介するのは、2002~2003年に放送された『仮面ライダー龍騎』。

偶然カードデッキを手にした主人公、城戸真司がライダーバトルに巻き込まれていく問題作である。
“戦わなければ生き残れない!”というキャッチコピーが印象的。

ライダーのデザイン、ライダー同士がバトルロイヤルを繰り広げる設定、ミラーワールドという設定などは非常に斬新で、アイディアとしてはとても面白い。
ただ、肝心の内容は正直、薄っぺらで安っぽい子供向けな感じの幼稚でつまらない作品だ(特に序盤は心底つまらないと思った)。
カードを使った戦闘も、当時子供の間でカードゲームが流行ってたからだろ?
設定もいい加減で、初めての戦闘なのにカードの使い方を知っていたり、他のライダーやモンスターの名前を知っていたりと、疑問点だらけだ。

ライダーバトルのテンポも悪く、なかなかライダーの数が減らず、終盤で一気に殺しにかかる始末。
例えが極端だけど、プロレスのバトルロイヤルなんかはすぐに終わるだろ?
あと、最終回は最低と言っていい。
普通に全員死亡で終わらせればいいじゃねーか。
そもそも『13人のライダーによる殺し合い』とか言っておきながら、本編で13人出ていないのは一体どういうことなのか?
行き当たりばったりにも程がある。

また、ライダーが多すぎるせいか、キャラクターの魅力に欠けるきらいがある。
もっと言えば、キャラ設定が甘くてキャラが固まってない感じだね(特に蓮あたりは言動がブレすぎ)。
とりわけ、主人公の魅力が皆無という点は致命的。

各キャラクターについてだが、主人公の城戸は前述のとおり全く魅力がないキャラクターである。
あまりにもバカすぎる上に、最期まで覚悟を決められなかったヘタレであるためか、主人公のくせに名前がパッと出てこない。
主人公が思い悩むシーンはどの仮面ライダーでもあるが、龍騎の場合は終始ずっと悩み続けているからイライラさせられる。

蓮も前述のとおり言動がブレまくっている上、コミュ障で粗暴ときており、とても共感できるキャラクターではない。

北岡と浅倉の2人だけは、非常にキャラが立っており、合格点を出せる(もっとも、2人の最期は納得がいかないし、終盤の車が炎上するシーンで、浅倉がガソリンの匂いに気付かない点はおかしい)。

他のライダーは論外。
悪役や脇役ってのは、噛めば噛むほど味が出る感じじゃないと面白くない。
そうでないと、ただのムカつくキャラ、ウザいキャラ、面白くないキャラで終わってしまう。
その点で、北岡と浅倉は良かったが、他のライダーは完全に失格。

ライダー以外では、吾郎ちゃんがいい味を醸し出してたね(最期はもう少し丁寧に描いて欲しかったが)。

あと、女性陣がブサイクすぎ(特にヒロインの優衣)。

文句ばかりになったが、こんな酷い作品になった理由は恐らく脚本の問題が大きいだろう。
前作のアギトや、次作の555は1人の脚本家が全話書いている(正確に言えば、アギトは51話中50話だが)が、龍騎は2人の脚本家が数話ごとに交代で担当しており、脚本家が変わった回ではストーリーやキャラの言動がガラッと変わったりする。

他にも色々言いたいことはあるが、まとまらないのでこの辺でやめておく。
ただ、ここまでこき下ろしといて言うのも何だが、『仮面ライダー』の中では“中の中”程度の評価は与えられる作品だと思う。
もっと酷い作品や、見る気すら起こらない作品もあるからね。

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