Coup de Vent

サッカー、競馬、アニメ、音楽、その他日々の生活で感じたことなどについて、好き勝手に放言しているブログです

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

別窓 | スポンサー広告
∧top | under∨

反町監督について

U-23日本代表監督である反町康治氏への不満の声が高まっている。
ボクも大いに不満ではあるが、批判するだけではつまらないので、U-20代表を率いていた前任者の大熊清氏との比較で考えてみよう。

まず、ハッキリ言って、この世代は史上最高ともいえるメンバーが揃っていた。
後方の選手はそうでもなかったが、梶山陽平 (FC東京)、本田圭祐(VVVフェンロ)、家長昭博(大分トリニータ)、水野晃樹(セルティック)、平山相太(FC東京)らを擁する攻撃陣は、召集する選手に悩むほどであった。
そんなダイアモンドの原石とも言える選手を擁しながら、1勝も上げることができず、退屈なサッカーに終始したことから、大熊氏の解任は妥当と言える。

不可解な采配も目立った。
ワールドユース2004オランダ大会初戦のオランダ戦で、故障を抱えているサイドアタッカーの苔口卓也(ジェフユナイテッド千葉)をFWで起用して前半途中で交代させたり、能力的に凡庸の域を出ない兵藤慎剛(横浜F・マリノス)や、小林祐三(柏レイソル)らを常時起用したりといった点だ。
前者に関しては、彼なりの賭けだったのだろう。
推測するに、オランダに勝つにはカウンターしかないと考えた大熊氏は、守備に奔走し、カウンターの武器となり得ないカレン・ロバート(ジュビロ磐田)、体力、守備力ともに心許なく、中途半端なポジションでゲームから消える可能性の高い前田俊介(大分トリニータ)、森本貴幸(カターニア)では点は取れないと判断し、スピードのある苔口に賭けたのだろう。
確かにギャンブルではあるが、そんな大熊氏だからこそ、点が欲しい時には、FWを4枚全部投入するといった非常識な采配が平気でできるのである。
後者に関しては、「チーム立ち上げ時からの選手に情が入ってしまった」とのコメントからも、これまでチームを支えた兵藤や小林に対する信頼からと推測される。

ただ、忘れてならないのは、大熊氏のスカッドが実に妥当で、タレント性のあるクラッキを共存(スカッドの上では)させていたということである。
特にこのワールドユース2004では、当時考えうる最高のメンバー―谷口博之(川崎フロンターレ)を呼ばなかったこと、高柳一誠(サンフレッチェ広島)が病気でリタイアし、柳楽智和(アビスパ福岡)を追加召集するアクシデントはあったものの―を選出したと言っても差し支えないだろう。

ここが「心・技・体の心を重視した」などと、訳のわからないことをのたまい、個性的なクラッキを外し、凡庸だが平均的な選手、自分の言うことを聞く選手のみを重用する反町氏との大きな違いである。
心を重視して、どうして自分から試合に出れる保証のない上位クラブに移籍し、試合に出れず移籍志願した挙げ句、練習をサボるような選手を選べるのか?
また、「怪我をしないことも選考基準」と言うなら、梶山や豊田陽平(モンテディオ山形)などは、真っ先に除外される選手ではないか?
更に言えば、A代表の永田充(アルビレックス新潟)に全く見向きもしなかったアテネ五輪の山本昌邦監督に対し、反町氏は現在A代表に召集されている4人を、これまでの起用、チームバランスに関係なく、さも当然のように選出した。
実に分かりやすい男である。
今となってはこの男が五輪代表監督に選ばれたことが不思議でならない。
別窓 | サッカー | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨
<<岡田監督の選手選考について Ⅱ | Coup de Vent | 前田俊介について>>

この記事のコメント

∧top | under∨
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| Coup de Vent |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。