Coup de Vent

サッカー、競馬、アニメ、音楽、その他日々の生活で感じたことなどについて、好き勝手に放言しているブログです

ファインモーション

いつの時代も競馬界はスターを求める。
半兄はBCターフ、ジャパンCなど、英、愛、独、米、日でGⅠ6勝をあげた名馬ピルサドスキー。
父はSadler's Wellsと並ぶ欧州最高の種牡馬にして、世界最高のシャトルサイアー、デインヒル。
デビュー前から将来を嘱望されていたファインモーションは、デビュー戦で噂にたがわぬ圧勝を演じ、翌年は『ダービー挑戦』、『仏オークスが目標』などと騒がれた。
が、そこは伊藤雄二厩舎。
骨折及び成長放牧により、春は全休。
夏に復帰し、古馬相手に500万下、1000万下条件の阿寒湖特別を連勝。
秋はローズS、秋華賞を馬なりで大楽勝。
初めて強く追われたエリザベス女王杯でも、粒ぞろいの古馬を全く問題にせず圧勝。
6戦無敗で休養に入る予定であった。
ところが、早々に有馬記念不出走を明言していたにもかかわらず、ファン投票2位(1位は引退レースのナリタトップロード)という結果を受け、急遽出走。
1番人気に支持されるも、タップダンスシチーにペースを乱され5着。
結果的に、このレースを境にファインモーションの暴力的な強さは失われ、普通の馬になり下がってしまった。

出走自体が余計だったのか、キツい競馬が影響したのか、放牧中に何か問題があったのか、今となっては知る由もないが、以後、「海外遠征する」、「マイルは向かない」、「デインヒルの血が出てマイラーになった」、「斤量のせいで出るレースがない」、「豊くんが悩んでいるのでエリザベス女王杯は回避」など、老害調教師の虚言やボヤきに振り回され、そのまま終わってしまった。
引退後は海外で繁殖生活を送るとも言われていたが、結局日本にとどまり、どういうわけか不受胎を繰り返している。

相手が弱かったなどとも言われるが、3歳時に見せたインパクトは同世代のタニノギムレット、シンボリクリスエスらを軽く凌駕するものであり、デビューから1度も100%の力を見せることなく、全て圧勝で6連勝したなどという牝馬をボクは見たことがない。
ボクに競馬に絶対があると思わせた馬は、テイエムオペラオーとファインモーションだけである。
ただ、あの有馬記念がこの馬のすべてを奪ってしまったように思えてならないのである。

にほんブログ村 競馬ブログへ
別窓 | 競馬 | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨
<<複雑な苛立ち | Coup de Vent | ローエングリン>>

この記事のコメント

∧top | under∨
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| Coup de Vent |