Coup de Vent

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日本が香港に勝てない理由

昨日はキャセイパシフィック香港国際競走が行われた。
日本調教馬がマイル、ヴァーズ、カップと3連勝した2001年ごろと比べると、招待馬のレベルも上がり、ドバイミーティングと並ぶアジアにおける競馬の祭典としての箔がついてきたように思う。
一方、お隣の日本は、関係者や陣営への待遇面で大きく水を開けられているというのが現状だが、当のJRAが『国際化』や『改革』をしようとしないのだから、仕方ないのだろう。

近年は日本馬の成績も振るわないが、今年は、重賞未勝利ながらクラシックディスタンスで実質No.1のジャガーメイル(牡4、美浦・堀宣行厩舎、マイケル・キネーン)が香港ヴァーズに出走し、3着と健闘した。
ただ、スタート後は中団のインにいながら、かぶされて動けず、4コーナーでは最後方から一足先に上がっていったDoctor Dino(牡5、仏国・リチャード・ギブソン厩舎、オリビエ・ペリエ)を追って外に持ち出し、猛然と追い込むも、わずかに届かずというもったいないレースだった。
さすがにあれだけ外を回っては勝てないな。
脚色では負けておらず、ペリエよりもキネーンの方が追えていた印象もあるだけに、惜しい3着となった。

さて、今年の香港で最も印象に残ったのは香港カップに出走した1番人気のViva Pataca(セン6、香港・ジョン・ムーア厩舎、ダレン・ビードマン)である。
後方からレースを進めたものの、直線完全に進路をふさがれて身動きが取れなくなり、強引に馬群をこじ開けるも、時すでに遅しで4着。
まあ、仕方ないと言えば仕方ないが、日本だと確実に審議、さらにViva Pataca自身が降着になってもおかしくないレースである。
それ以前に、日本なら確実にViva Patacaの前は開いている。
こういった『闘い』は、世界一クリーンでシビアなJRAではまず見られない。
不利など当たり前、隙間も進路もろくにない中で繰り広げられる世界の一流騎手による駆け引きと、迫力ある叩き合い。
日本ではWSJSでしか見られない競馬が、香港にはある。
だから日本は香港に勝てない。

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