Coup de Vent

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モハメド・ジダン

ボクがエジプト代表チームを贔屓にする理由として、モハメド・ジダンの存在が挙げられる。
ジダンを知ったきっかけは、ヴェルダー・ブレーメンへの移籍である。

デンマークからやってきたこのエジプト人はいったい何者なのか?
という、いわば極々自然な疑問から入ったのだが、2005年の1月に入団してすぐに足首を故障。

しかし、復帰後のブンデス・リーガデビュー戦でいきなりゴール。
これがまた、鮮やかなゴールだった。
ペナルティアーク付近にいたジダンへのパスをカットしようとしたDFに対し、左足でシュートするフェイクを入れ右足で受け、ボールを右にずらしてシュートという、言葉では伝わりづらいゴールだった。
一瞬、何をしたのか解らなかったが、あんな受け方をする選手はそういない、と驚いたのを覚えている。

2戦目でも得意のドリブルからステップでDFを幻惑して冷静にゴールへ流し込み、やはりコイツはただ者じゃないと思った。
その頃、YouTubeにはジダンのデンマーク時代の動画が投稿されており、その“本家”ジダンやロナウジーニョばりのテクニックには驚愕させられたものだ。

しかしながら、当時のブレーメンにはクローゼ、クラスニッチという絶対的な2トップが君臨しており、ベンチには売り出し中の“ジョーカー”バルデスや、若手の有望株だったハントがおり、なかなかジダンの出番は巡ってこなかった。

そんなわけで、翌シーズンは昇格チームのマインツへレンタルに出され、そこで救世主となり、紆余曲折を経て、現在はマインツ時代の恩師であるクロップ監督率いるボルシア・ドルトムントに所属している。

そんなジダンの巻き起こしたエピソード、というか事件をいくつか。

1. ジダン、デンマーク代表入りを希望
デンマーク代表のオルセン監督が、ミッティランドで活躍するジダンの召集を希望し、ジダンも「デンマーク代表でプレイしたい」と発言。
国籍の問題もあり、結局実現せず。

2. ジダン、有罪判決を受ける
ブレーメン時代、露店で買った時計が盗難品と判明し、デンマークの裁判所から執行猶予付き2カ月の禁固刑と670ユーロの罰金刑を受けた。
これを受け、「これからは時計はちゃんとした時計屋さんで買うことにします。」
と、本人談。

3. ジダン、代表召集を拒否
ドイツでの活躍が認められ、エジプト代表にも召集されるようになったジダンだが、シェハタ監督の信頼を得るには至らず、中盤の控えという扱いだった。
事件が起こったのは、2005年12月末。
所属のマインツに、2006年に自国開催のネイションズカップへ向けての召集のFAXが入ったが、何とジダンはこれを無視。
クリスマス休暇中にFAXを送りつけた協会を非難し、残留争いを繰り広げるマインツでのプレイを選択する。

これにキレたシェハタ監督は、ジダンを2度と召集しないと明言。
が、年内にあっさり復帰し、以後何事もなかったかのように、ミドに代わるエジプト代表の“顔”として君臨。

後にジダンは「召集に応じなかったのは足の怪我が理由」と言い訳をしている。


と、まあなかなか面白い選手だが、彼ももう29歳。
このタイミングでワールドカップ出場を逃したのは痛恨だが、今後の“ジズー”とエジプト代表の活躍に期待したい。

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