AFC アジアカップ カタール2011 日本代表メンバーについて |
2010-12-24 Fri 23:10
来年カタールで開催されるアジアカップ2011の日本代表メンバーが発表された。
GK 川島(リールセ)、西川(広島)、権田(FC東京) DF 岩政(鹿島)、今野(FC東京)、伊野波(鹿島)、長友(チェゼーナ)、槙野(広島)、内田(シャルケ)、吉田(VVV)、酒井(新潟) MF 遠藤(G大阪)、松井(トム・トムスク)、長谷部(ヴォルフスブルク)、藤本(清水)、本田拓(清水)、細貝(浦和)、本田圭(CSKAモスクワ)、柏木(浦和)、香川(ドルトムント) FW 前田(磐田)、李(広島)、岡崎(清水) 現時点のベストメンバーと言って差し支えないが、いくつかの点でサプライズというか、興味深い人選であるね。 順当なGKは置いといて、まずDF。 CBが5人というのはやや多い。 槙野の使い方次第だが、故障により中澤(横浜)、栗原(横浜)、闘莉王(名古屋)を欠くということで、やや不安を抱えた人選と見るのが妥当かもしれないけども、中澤と闘莉王がザッケローニ構想に入っているかは怪しいところであり、案外大きな問題はないのかもしれない。 吉田は今年1月のイエメン戦以来、酒井は帯同メンバーだったワールドカップ以来の招集となったが、将来も見据えての抜擢と言えるね。 MFはちょっと興味深い。 遠藤、松井といった経験のある選手が引き続き選ばれたが、中村憲(川崎)、阿部(レスター)は外れた。 明確な世代交代の意志だが、松井を残したあたり、ザックは松井を替えの利かない選手と見ているのだろう。 藤本は9月のパラグアイ、グアテマラ戦以来、柏木は1月のイエメン戦以来の復帰。 本田圭も含めて、攻撃的なレフティが3人。 それぞれタイプは異なるが、いずれもセンタープレイヤー。 純粋なサイドアタッカーは松井のみで、バランスは悪い。 マジョルカに移籍した家長(C大阪)あたりを入れる選択肢もあったとは思うが。 FWは森本(カターニア)の故障もあり、順当に3人。 まあ、実質は前田と李の2人で、岡崎はサイドMF起用になるだろう。 正直、こんなに海外組を呼ばなくても・・・とは思うが、まあどうなることやら。 オシムが指揮を執った2007年大会は、監督の方針により、中村俊と高原以外の海外組、個人能力の高い選手を呼ばなかった。 ジーコが指揮を執った2004年大会では、川口と中村俊以外の海外組、さらにはエースストライカーの久保を呼べなかった。 故障者がいるとはいえ、本気度は過去2大会とは比較にならない。 ワールドカップ後、ファンやメディアの注目や期待は過剰に大きいだけに、これで結果、あるいは内容が振るわなかったら・・・。 ![]() |
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